博多のホテル、民泊事情と注意点

博多は京都と並んで外国人から人気が非常に高い地域となります。
京都同様、観光時期はホテルが予約困難になるので、観光客がマンスリーマンションを利用するケースも増えて来ました。
福岡市ではイベント時に宿泊施設が不足する事が以前から問題になっており、全国でも早く緩和の動きをみせ、民泊を推進する方向での取り組みを進めています。2016年11月28日には、民泊の規制緩和に伴うガイドラインを発表し、民泊に関するより詳細な規則を定めた「旅館業法施行条例」が改正されました。
なのですが、この改正によってある一定のハードルが下がったとはいえ、民泊が誰でも運営できる訳ではなく、供給数も飛躍的な伸びは見られず、現時点では改正前と変らない横ばい状態。
結局はウィークリーマンション・マンスリーマンション
結果的にホテルが満室になれば受け皿となるのはウィークリーマンション・マンスリーマンションです。
ただ、利用日数が短いとそもそも予約ができなかったり、短い期間の予約は予定日の30日前からでなければ可能にならないなど、運営業者によって差があるのであきらめず運営会社に連絡して問合せしましょう。
博多エリアで探せば、福岡の観光地にはどこでもすぐに行けてしまうので範囲は広めて探してみる事です。
料金は短い期間になれば高くなるのが普通なのですが、予約と予約の合間の期間の空きがあれば、キャンペーンの対象となっていて安く利用できる事もあります。
5月の「博多どんたく」や7月の「博多祇園山笠」などのイベントの時期は要注意。予約も難しくなるし、料金も割高になります。

- マンスリー・ウィークリー
7日 4.2万円/週 30日 11.2万円/月 他費用あり山陽新幹線博多(徒歩5分)1K - マンスリー・ウィークリー
7日 4.2万円/週 30日 11.2万円/月 他費用あり西鉄天神大牟田線高宮(徒歩3分)1K
博多のファミリー向けウィークリーマンション・マンスリーマンション

いったいどんな人が利用してるのか運営会社に聞いてみました。
ファミリー対象の家具家電付きのマンスリーマンション。実際一か月も借りると、 結構高額になります。一体どういった方が利用されているのでしょう?
実際のところはファミリー物件だから家族でで利用するというのではなく、会社の従業員の社員寮替わりに使われていることが多いようです。
例えば外食のチェーン店のオープンクルーに4名3ヵ月送り込む、外装塗装を行うので足場のくみ上げ工を5名1ヵ月。のような感じです。
その方が一室ずつ借りる経費よりはるかに安くなったり、契約書を交わすのも一回で済んで手間が省ける。同じエリアで4室同じ期間に同じ運営会社で用意できない、という事が避けられるので、会社としてもメリットが大きいようです。
ひとつの場所で寝食を共にすることで、コミュ二ケーションがとれてプロジェクトにもいい影響があるとか。
本当に家族で一時利用する方の例としては持ち家の改装やリフォーム、設備のトラブルによる修理の期間の一時利用。引っ越しの日程が学校の始業の関係で賃貸の入居日より早く転校させる必要がある時や、退去待ちといった、転居の際に使われる事が多いようです。
入居の際にはかなり大きな荷物になるようで、最近、民泊を無許可で運営していると勘違いされ、近隣から通報されたりと、運営会社はなかなか大変なようです
- マンスリー・ウィークリー
7日 5.3万円/週 30日 15.7万円/月 他費用あり福岡市営地下鉄空港線唐人町(徒歩10分)1LDK