ペット可のウィークリー・マンスリーマンションは少ないのですが、少しづつ増加傾向にあります。この記事では短期滞在先としてペット可のお部屋を利用する際の注意点をご紹介します。一般的な賃貸マンションにも共通する事なので参考にしていただければと思います。
対象となるペットの種類、大きさや頭数を確認する
ウィークリー・マンスリーマンションでも一般賃貸でも同じなのですが、ペットに関するルールは厳格に決められています。「犬はOKだけど猫はダメ」「小型犬のみOK」や「爬虫類は水槽やケージに入れているならOK」などです。必ず事前に運営会社に確認しましょう。
賃貸の場合は飼育期間が長期間になるので成長する事も考慮しておく必要があります。小型犬OKの物件で柴犬の子犬を「豆シバ」と偽って契約して、その後立派な成犬の柴犬になって大家と揉めた、という笑えない話もあります。
ウィークリー・マンスリーマンションの場合は短期間なのでそこまで成長することはないでしょうが、虚偽の申告はダメです。写真の提出を求められることもありますが、その際は最新の写真を提出しましょう。種類の他にも頭数も制限されていますのでしっかり確認してください。
追加費用を確認する
持ち込むペットの頭数によって追加費用が発生するケースがほとんどです。見積り時に確認しましょう。ペット不可の部屋に比べて、壁紙や家具など引っ掻き傷などがつく可能性が高くなるので、事前に保証金を請求されるケースもあります。
これは一般賃貸でも同じで、オーナーの意向や管理会社のルールによって請求される場合があります。もちろん何も問題がなければ全額返金となります。そういった点も含めて、しっかりと事前に確認しましょう。
ペット可のマンションでの短期滞在生活の注意点
ここからはペット可のマンションに短期間滞在する際の生活上の注意点を挙げていきます。一般賃貸にも共通する事なので参考にして下さい。
ペットの行動範囲を決める
留守中にペットが自由に動き回らないように行動エリアを固定する事が大事です。特に玄関ドア付近には近づくことができないようにすることが重要。帰宅してドアを開けた途端に脱走といったことも防ぐことができますし、留守中に廊下を歩く足音に反応して無駄吠えする事を防げます。
居室と廊下部分にドアがあれば必ず閉めて外出し、扉がない場合は100均などで購入できる突っ張り棒を利用するといいでしょう。トイレのドアは締めておくなど、可愛いペットが水没したりしないよう十分注意してください。
エレベーターの乗り合いは避ける
一般賃貸の場合は、少し長く住んでいれば顔見知りでペット同士も相手を認識して事故にならないのですが、ウィークリー・マンスリーマンションを一時的に利用する場合、初見だと何が起きるかわかりません。
体格差のある大型犬と小型犬の接触事故になれば大ケガになることもあります。また、ペット可のマンションに住んでいるからといって、入居者がすべてのペットに寛容とは限りません。
猫は好きだけど犬は苦手という人がいてもおかしくはありません。既にエレベーターに乗っている入居者が居る場合は見送るのがマナーといえます。
自宅以上にこまめに掃除、消臭を
ペットと住んでいるとご自身のペットの匂いには鈍感になるもの。同じ匂いを嗅ぎ続けると嗅覚疲労を起こしてしまって、匂いがあるのがニュートラル状態になるためです。
次の利用者の事を考慮してこまめに掃除、消臭を心がけて下さい。退居時に室内の汚れや匂いが酷い場合は追加費用を請求されることもあります。
まとめ
短期間だけ利用するウィークリー・マンスリーマンションの場合でも一般の賃貸でも、ペットの飼い方についてのルールは共通しています。見積りの際に細かく確認して、ケージやマット、トイレなど事前にできる準備はしっかりおこない、可愛いペットと一緒に快適にすごして下さい。
マンスリーズでは大都市圏(東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、大阪、京都、福岡)では簡単にペット可のお部屋を探せます。
※ただしペット可の物件は少ないため、該当する物件が存在しない都道府県は表示されません。
大都市圏以外では都道府県別のTOPページからご希望の市区町村又は駅を選択し、絞り込み検索条件で【条件】の「ペット可」にチェックを入れて検索すると、ペット可のお部屋を探せますよ。