女性におすすめで安全なマンスリーマンションの探し方

この記事では、女性がウィークリー・マンスリーマンションを選ぶ際のポイントを解説します。物件の選び方は基本的に一般的な賃貸物件と同じなので、注意すべき点も同じです。賃貸で一人暮らしの際の防犯対策にもなりますので、ぜひ最後までご一読下さい。

賃貸物件を借りる前にマンスリーマンションで仮住まいはアリ


ウィークリー・マンスリーマンションは、数週間から数か月程度の短い期間でも借りることができる住居です。

一般的な賃貸物件と違って礼金、敷金、保証金などの初期費用が不要な上、最初から部屋に家具や家電が備え付けられているため、生活に必要な物を買い揃える費用も抑えることができるのが人気の理由です。

マンスリーマンションを、長期で住みたい候補エリアのお試し仮住まいとして利用する方も多数いらっしゃいます

お試しで住んでみることで、実際に住んでみないとわからない地域の事や周辺環境の情報収集、通勤にかかる時間や経路を検討するといったこともできます。いきなり賃貸で2年契約してしまうと解約もたいへんですし、無駄な出費は避けたいところですよね。

一般的に女性は男性より洋服や化粧品等、荷物が多いため、収納家具が多く必要です。また、炊事・洗濯・掃除・美容に必要な家電も多数あります。

家具・家電を全部持ち込んだり、買い揃える必要がなく、すぐに最低限の生活ができる環境が整っているのは、女性にとっては特に嬉しいですよね。

では女性が安心して利用できるマンスリーマンションを探すにはどうすればいいでしょうか?

女性専用のウィークリー・マンスリーマンションは物件数が少ない

女性が一番安心できる物件としてまず思い浮かぶのは、女性専用の物件ですよね。物件を検索できるポータルサイトには一般的に、「女性専用物件」という検索条件項目があります。

しかし、残念ながら女性専用のウィークリー・マンスリーマンションはかなり少ないので、見つかればラッキー!程度に思ってもらうしかありません。

ウィークリー・マンスリーマンションは一般的に賃貸物件の数部屋を借上げ転貸しているケースが多いので、その中の女性専用マンションとなるとさらに数が少なくなります。

女性専用に限定せず、女性向けの検索条件で探すのがおすすめ

女性向けの物件を探すには、物件を女性専用に限定せず、オートロックなど、女性向けの条件で検索するのがおすすめです。候補物件を絞り込んでから、何か気になる点があれば運営会社に質問してみてください。

ちなみに、下記の条件を全て満たす物件は築10年以内の分譲仕様(投資用マンション系)ということになります。分譲仕様の物件は基本的に賃料が高く、物件数が少ないので、絶対に譲れない項目だけに絞った方が探しやすくなります

検索条件

  1. 駅から徒歩5分以内
  2. オートロック
  3. 室内洗濯機置き場
  4. 浴室乾燥機
  5. 洗面所独立
  6. インターネット対応

駅から徒歩5分以内

駅から遠くなればなるほど、危ない夜道のリスクが高まります。都心部か郊外かによっても変わりますが、リスクを下げるには、駅から徒歩5分以内を目安にした方が良いでしょう。

ただし、駅から近いほど利用料が高くなるため、ご予算に応じて駅からの距離を設定してください。

オートロック

これは防犯対策上、最低限必要な設備と言えます。

室内洗濯機置き場

ウィークリー・マンスリーマンションの2割ぐらいは洗濯機置き場が室外か、無い物件です。コインランドリーを使うという手もありますが、洗濯物が盗まれるリスクを考えると、洗濯機置き場は室内にあるのがベストです。

洗面所独立

いわゆる3点ユニット式でバス、トイレ、洗面台が一体になっているタイプのお部屋でも問題ない方は気にする必要はありませんが、ヘアメイク、洗顔、メイク落とし等で独立洗面台があった方が便利な方は、洗面所が独立しているタイプのお部屋を探してください。

浴室乾燥機

洗濯物を部屋干しすることが多い方は、浴室乾燥機はあった方が便利です。ただし、浴室乾燥機付きの物件は築浅が多く、賃料が高くなるのでご予算に応じてご検討ください。

インターネット対応

これは女性に限らずですが、データ通信の容量が多く必要な方は、wifi等でネット接続できる物件を選ぶのがおすすめです。

女性が安全に利用できるお部屋を探すコツ

続いて、防犯対策の視点から、女性が安全に利用できるお部屋を選ぶポイントを3つご紹介します。

Check

  1. 日当たりより安全性を重視
  2. エレベーター内のモニター画面が1階にある物件は避ける
  3. 1階と最上階は避ける

日当たりより安全性を重視

賃貸物件の部屋探しの時には日当たりを重視してもいいですが、仮住まいなので日当たりは無視して安全性を重視してもらいたいです。

ベランダ側が公園や道路に面している場合、日当たりはいいですが、不審者が公園や道路から見張っていれば、エントランスから入った後、電気がついた部屋を確認すれば、ターゲットがどの部屋に住んでいるかを特定できてしまいます。

帰宅してもすぐに部屋の電気をつけないなどの工夫も必要です。部屋の電気は付けたままにしておくというのも一つの対策です。

買い物はマンションの近くのコンビニなどで買わずに、オフィスの近くのコンビニやスーパーを利用するなど細心の注意を払いましょう。

エレベーター内のモニター画面が1階にある物件は避ける

エレベーターのモニターは防犯のために取り付けているはずなのですが、逆効果になっている事が多く、最近ではモニターを取り外して、エレベーター内の映像は管理人室のみで録画するようになっています。

エレベーターは、ターゲットが何階で降りたかを簡単に特定できてしまいます。不審者にとっては、モニターがあればエレベーターに一緒に乗り込む事なく、自分の姿を見せずにターゲットが利用している階を特定できるからです。最近では一階のエレベーター乗り場に停止階も表示させないところも増えてきました。

1階と最上階は避ける


ウィークリー・マンスリーマンションは予約の際に部屋を指定できない事もありますが、問合せの際に何階の物件なのか教えてもらうといいでしょう。防犯の視点で言うと、危ないのは1階と最上階の部屋です。

1階は侵入しやすいということもありますが、地域によってはゴミ(タバコや空き缶など)の投げ入れもあるので避けた方が無難です。

最上階は空き巣被害が最も多いので、こちらも避けた方が無難です。最上階だから大丈夫だろうという気のゆるみで、ベランダの施錠を忘れる事が多いようです。

防犯対策の考え方は基本的には賃貸物件と同じですが、ウィークリー・マンスリーマンションは内見できない部屋がほとんどなので、不安を感じる点があれば申し込み前に必ず物件の運営会社に確認してください。

まとめ

  • 女性に最もおすすめで安全なウィークリー・マンスリーマンションは、築浅の分譲マンション仕様。
  • 駅から徒歩5分以内、オートロック、室内洗濯機置場、洗面所独立、浴室乾燥機、インターネット対応にチェックを入れて検索するのがおすすめだが、必要に応じて項目は減らした方が選択の幅が増える。
  • 日当たりより安全面を重視する。
  • エレベーター内のモニター画面が1階にある物件は避ける。
  • 1階と最上階は避ける。

マンスリーズでは簡単に女性におすすめのお部屋を探せます。都道府県別のTOPページからご希望の市区町村又は駅を選択し、物件一覧ページの「絞り込み検索条件」で「オートロック」「室内洗濯機置き場」「独立洗面台」など、ご希望の項目にチェックを入れて検索してください。

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  • この記事を書いた人

不動産Webコンサルタント 東口 悟郎

メディアマックスジャパン(株)の不動産営業担当。大阪の総合不動産会社でマンスリーマンション部門を立ち上げ、3年で運営室数200室を突破させた。システム開発から賃貸・売買仲介、社宅斡旋まで幅広い不動産経験を持つ。現在は主に不動産業務システムの導入コンサルティングと、ウィークリー・マンスリーマンションの集客サポートを担当している。

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