旅行を計画する際に、宿泊先選びは非常に重要です。ホテルや旅館、リゾートマンションなど様々な選択肢がある中で、近年注目されているのが「ウィークリーマンション」です。
この記事では、旅行の宿泊先としてウィークリーマンションを利用するメリットを、私が利用した感想を含めてご紹介します。宿泊先選びの参考にしてみてください。
ホテルのサービスは自分達に必要?
旅行の宿泊先にリゾート感や手厚いサービスを求めないのであれば、ウィークリーマンションを利用するコストパフォーマンスは極めて高いと言えます。
例えば私が以前に利用した時のことをお話します。3家族で四国にラフティングを体験しに行こうということになりました。3人家族3組でホテルを取ろうとすると、1家族当たりシーズンやホテルのグレードにもよりますが宿泊料金は軽く10万円を超えます。
そこで費用を抑えるために最低契約日数4日のウィークリーマンションを利用しました。予定は2泊3日なので1日分は捨てる事になりますが、それでも1家族当たりの利用料金は寝具を追加しても5万円を下回りました。
ホテルのサービスを受けるよりも他のアクティビティが旅のメインという場合は、宿泊費用を抑えてアクティビティに予算を振り分けてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、最低契約日数は物件によって異なるので、短い日数で契約できる物件なら無駄な宿泊費は省けます。
駅近物件だから便利
観光地や目的のラフティングスポットからは少し離れていましたが、宿泊したウィークリーマンションは駅近で商業施設や飲食店も近くにあり、食料品の調達に困る事はほぼなく、地元の食材で自炊する事で外食費を大きく抑えることが出来ました。
地方のウィークリーマンションは都会の物件と比較して広い部屋が多く、キッチンも広めなので調理には何の不満も感じませんでした。
生活必需品が揃っていて便利&快適
旅行中に海や川に入って遊ぶと、どうしても洗濯物が出ます。ホテルだと別フロアのコインランドリーに持って行って、終了する時間に合わせてまた回収と、かなり手間がかかりますが、ウィークリーマンションの場合、各部屋に洗濯機や乾燥機が完備されているのですごく便利でした。
また、Wi-Fi環境も整っている物件なら旅行中の情報収集や突然の割り込みの仕事もできます。生活用品・備品類もホテル並みに揃っていたので、買い足す必要もなく快適に利用できました。
とはいえデメリットもあります
手続きが複雑
ウィークリーマンションはホテルのチェックイン・チェックアウトと比べると非常に手続きが煩雑と言えます。契約は定期借家契約になるので事前に契約を締結し、契約書への押印、発送、身分証明書の提出や運営会社によっては緊急連絡先や連帯保証人を求められる場合もあります。
鍵の受け取り返却に運営会社まで行く必要があるケースもあるので、運営会社が物件から離れているとかなり不便です。
また、最低契約日数分の契約が必要なので、無駄に日額の賃料を支払わないといけない場合も出てきます。
サービスを受けられない
宿泊先でのサービスは皆無です。ウェルカムドリンクもなければホテルのような食事の提供やルームサービスもコンシェルジュサービスもありません。ベッドメイクやタオルの交換(洗濯)も自分たちで行うことになります。
立地が悪い場合もある
ウィークリーマンションの立地は様々で、観光地や交通の便が良い場所から離れている場合もあります。事前に周辺環境やアクセス方法を確認し、目的地までの移動手段を考慮することが重要です。
まとめ
旅行の際のウィークリーマンション利用は、キッチンや生活必需品が完備していて、コストパフォーマンスが良く、地元の生活体験、複数家族での利用に適しているなど、多くのメリットがあります。
一方で、手続きが複雑、ホテルのようなサービスが受けられない、設備の使い方を覚える必要がある、立地が悪い場合もあるといったデメリットも存在します。
次回の旅行ではこれらのポイントを考慮しながら、ウィークリーマンションで快適で充実した滞在を楽しんでみてはいかがでしょうか?宿泊費用を抑えつつ、旅先で快適に過ごせる宿泊施設として、ウィークリーマンションを是非ご検討ください。家族や友人との素敵な思い出を作るために、最適な選択肢となることでしょう。