ウィークリー・マンスリーマンション入居後にやるべき3つのチェックとは？

ウィークリー・マンスリーマンションの契約が決まって、鍵を受けとったらいよいよ入居。カバン1つですぐに新生活を始められるところがウィークリー・マンスリーマンションの最大の魅力ですよね。

入室してカバンを開けて荷物を置きだす前に、まずやっておきたい3つのチェックをご紹介します。快適な新生活を送るため、トラブルなく気持ちよく退居できるようにするために、最後まで読んで参考にして、快適なウィークリー・マンスリーマンション生活をお過ごしください。

①契約書、契約内容の確認

「入居してから契約内容を確認しても遅くない？」

と思いましたか？はい、その通りです。契約内容は契約前に確認しておくべきです。しかし今回のテーマでご紹介する、入居した後に確認して欲しいことは「解約に関する内容」です。

ウィークリー・マンスリーマンションの定期借家契約は、契約の始期と終期が決まっているので基本的に期間の変更はできませんが、仕事で利用される場合などは参加していたプロジェクトが中止になったとか、所属してた店舗や支店が閉鎖になったなど、様々な理由で途中で解約する事も考えられます。

解約に関するチェックポイント

契約の解除のために確認しておいてほしいポイントは下記の4つです。

法人契約の場合、契約書が入居者の手元にない場合もあるかと思いますが、内容は確認しておくことをおすすめします。また、部屋に使用についての説明書などがあれば、それらに解約について記載されている場合もありますのでチェックしておいてください。

➁家具や備品の状態チェック

入居の際に家具や備品のチェックは絶対に必要なので、できる限り入室直後に行ってください。賃貸の入居時チェックと違って家具の状態、電化製品の動作確認も行う必要があります。

設備、備品、電化製品をチェックする際は、以下のポイントを押さえて下さい。

傷や破損の確認

賃貸物件と同様に設備もチェックします

家具・電化製品のチェック

ドライヤーや掃除機、洗濯機、テレビ等、備え付けのものは全てＯＮ／ＯＦＦで電源の確認をするだけでなく、必ず一定時間動作させて性能も確認してください。

不具合箇所を見つけたら必ず写真撮影して運営会社に報告してください。ちょっと神経質になりすぎかな？と思うくらいでいいです。

「自分が気にならないからいいや」と報告を怠ると、退去時に入居者の使用中に発生したと判断されて請求の対象になることもあります。

「使用上問題ないし、まぁいいか」「うるさい入居者と思われたくないしなぁ」とちゅうちょせずに、写真は撮って報告するべきです。報告した上で、特に交換の必要もなく、対応の必要もないなら、そう担当者に伝えておくといいでしょう。

③避難経路・避難場所の確認

火災や地震などの緊急時に備えて避難経路や避難場所を確認しておくことは非常に重要です。建物内の避難経路だけでなく、地域の避難経路・避難場所も把握しておきましょう。

１．マンションの避難経路の確認

入居時に絶対に確認しておいてほしいのは地上階までのルートとその建物の出口です。建物の正面入り口はイメージしやすいですが、深夜などにパニックになった状態で建物の裏側から出てしまったら、自分がどちらの方向に向かえばいいのかわからなくなってしまう事もあります。

また、共用部の消化器・消火栓の位置も見ておきましょう。

２．地域の避難場所と避難経路の確認

マンションだけでなく、周辺地域の避難経路や避難場所も把握しておくことが重要です。地域によっては学校や公園が指定された避難場所になっていますので、事前に確認しておきましょう。

地域の避難経路や避難場所の調べ方

自治体のウェブサイト

地域の自治体のウェブサイトでは災害時の避難経路や避難所に関する情報が提供されています。防災マップや災害対策マニュアル等も確認することができます。

管理会社に問い合わせる

運営会社のほとんどが、地元の物件を管理する不動産会社です。地域の情報を聞くと詳しく教えてくれます。

まとめ

今回は、ウィークリー・マンスリーマンションの入居後、すぐにやるべき3つのチェックについてご紹介しました。

運営会社とのトラブルを避け、気持ちよく退居日を迎えるために必要な事なので、必ずやっておくことをおすすめします。この記事が、これからお部屋を利用される方の参考になれば幸いです。