ウィークリーマンションに持って行った方がいいアイテム7選

ハンガー

この記事では、ウィークリーマンションを利用する時に、持って行った方がいいアイテムを7つご紹介します。

大前提としてウィークリー・マンスリーマンションは統一規格がありませんので、運営会社によって備品や電化製品、家具などバラバラです。同じ運営会社でも部屋の広さなどによって備品の数量や大きさなどを変えていることもありますので、申込の際には必ず確認しておいてください。

その上でウィークリーマンションの運営会社に所属していた筆者が、絶対に持っていいった方がいいと思うアイテムを7つ厳選して紹介させていただきます。ぜひ参考にしてみて下さい。

①スリッパ(ペラペラじゃないやつ)

スリッパ

マンスリーズで物件を検索して、詳細情報ページの「備品」欄で確認すると、かなりの数の物件で「スリッパ」が備品に入っているのですが、必ず持って行った方がいいのは「スリッパ」です。

部屋の中で快適に過ごすにはスリッパは必須アイテムです。ビジネスホテルなどに備えつけてある、1袋づつ梱包された使い捨てのスリッパが1~2組ほど備品として用意されている部屋が多いのですが、耐久性は極めて低いので使えて1日が限界です。

物件を運営していた側としては、耐久性が低い点については実は気づいてるのですが、衛生上の問題で使い捨ての一択になってしまうんですよね。

また、トイレのスリッパ、バルコニー用のサンダルは用意されていない部屋が多いので、ペラペラの使い捨てのスリッパはトイレやバルコニー用にして、持参したちゃんとしたスリッパを室内で使うのがおすすめです。

複数持参して、リビング用とキッチン用といった具合にエリアによって使い分けるといいでしょう。部屋の汚れも軽減できます。

➁ハンガー(洗濯用と収納用)

ハンガー

ハンガーはほとんどの部屋で備品として用意されていますが、1週間を超える滞在に必要な本数で考えると全く足りません。クローゼットに5本程度あるのが標準でしょう。バルコニーで使う物干し用のハンガーは無しという部屋もあります。

滞在中に洗濯して部屋干しすることもあるでしょうし、ハンガーの数に余裕があれば出かける前にタオルやバスマットを干したりするのにも使えます。

また、物を壁にかけるフックとして利用することもできますし、衣類以外、例えば予備の靴を収納するのに使うこともできます。時計や眼鏡といった小物をかけておけば、見つけやすく紛失も防げます。

クリーニング店で貰えるような安いものでもいいので、ハンガーは多めに持っていくのがおすすめ。退居の際にはポイっと捨てるくらいのものでOKです。(ゴミの回収日と分別は守ってくださいね)

③電源タップ、延長コード

電源タップ

これは絶対持って行った方がいいです。そもそも滞在中は自宅には居ないのですから、わざわざ買わなくても自宅で使ってるものを外して持っていきましょう。

ウィークリー・マンスリーマンションの平均的な間取りの1Kの洋室で、壁埋めのコンセントは最大2口×2カ所ぐらいです。備え付けの電化製品だけで全てのコンセントが使われてしまっていることもあります

電子機器の充電やPCを利用する時のために、電源タップを持っていくと重宝します。ただし、タコ足配線は火災の元になるので容量を超えないよう注意が必要です。

ノートPCやスマホの充電器など消費電力量の低めのものは大丈夫ですが、そこにドライヤーやアイロンといった電熱器をつなぐと偏りができるのでブレーカーが落ちる事もあります。

ちなみに、ウィークリー・マンスリーマンションのブレーカーはサーキットブレーカーと呼ばれるもので、ヒューズとは異なり、再利用が可能です。過電流が検知されると、サーキットブレーカーは自動的に回路を遮断し、電力の供給を停止します。その後、手動でリセットすることで回路を再び通電させることができます。

サーキットブレーカーはトイレの上や玄関の上の方に設置されていることが多いです。ブレーカーが落ちてしまったらすぐに上げずに、一旦使用しているコンセントを抜いて、消費電力の高そうな炊飯器や電気ケトルを外してからブレーカーを上げて下さい(ちなみに一般的な電気ケトルは約1500ワット)。

消費電力量が多そうなものは、壁埋めのコンセントから直接差した方が安全です。最近のノートPCだと消費電力が40ワット以下のものもあるので、デジタルデバイスの充電やPCの利用でブレーカーが落ちる事はまずないですが、差し込みが甘くて発火する原因になることもあります。

ウィークリーマンションに限らず、ご自宅でもロックできるタイプのものを利用する事をおススメします。持っていくととっても便利。でも使うときは気をつけて下さいね。

④ピンチ(洗濯ばさみっぽいもの)

ここから4つは、必須ではないものの、あった方が便利な物のご紹介です。

ピンチ

備品として用意されている部屋が多いですが、数が足りないことが多いです。

⑤パラコード

パラコード

パラコードとは、細いナイロン製の丸紐のことです。衣類をつるしたり小物の保管にハンガーと合わせて吊るしておくと便利。ドアストッパーにも使えます。

⑥ラップ

ラップ

備品として用意されている部屋は少ないです。汚したくない場所(レンジの中とか、冷蔵庫の中)にあらかじめ貼っておくと清潔に使えます。

⑦コンテナボックス

コンテナボックス

折畳みのできるものが便利。スーツケースだと部屋に置いておくと邪魔ですが、コンテナボックスなら退居の時だけ組み立てて物を入れて運び出すだけなので、スペースを有効活用できます

まとめ

いかがだったでしょうか?ウィークリーマンションに1週間以上滞在する場合は必要な備品が足りないことが多いので、多少自宅から持参するのがおすすめです。入居してから「あれが足りない」「これが足りない」とならないように、事前に準備して快適な滞在生活をお過ごしください。

MAN3’S
  • この記事を書いた人

不動産Webコンサルタント 東口 悟郎

メディアマックスジャパン(株)の不動産営業担当。大阪の総合不動産会社でマンスリーマンション部門を立ち上げ、3年で運営室数200室を突破させた。システム開発から賃貸・売買仲介、社宅斡旋まで幅広い不動産経験を持つ。現在は主に不動産業務システムの導入コンサルティングと、ウィークリー・マンスリーマンションの集客サポートを担当している。

Copyright© MAN3'S , 2024 All Rights Reserved.