マンスリーマンションに家具・家電の持ち込みはできる?

食洗器の写真
家具・家電製品だけでなく、物件によってはトイレットペーパーやティッシュ、スリッパなどの消耗品まで揃っているマンスリーマンション。自宅で使っている家具・家電とは違うので使い勝手が悪かったり、自分のこだわりがあって持ち込みしたい物もあるかと思います。

この記事では、部屋に持ち込みができる物や持参すると便利な物をご紹介します。マンスリーマンションを利用する時の参考にしてください。

持ち込みを検討する前に、オプションサービスを確認

利用する部屋によっては、運営会社がオプションで用意している備品がある場合があります。持ち込みたい物にこだわりがない場合は、オプションの備品を頼むのも一つの方法です。

持参するのは運搬が大変ですし、宅配便等で発送する場合は受け取る時間を設定して、その時間に待機している必要があるなど、面倒な事も多くなります。オプションで備品を注文しておけば、追加料金はかかりますが、運搬の手間が省けますし退去時の撤去も不要です。

大型の家具・家電は持ち込み不可のケースが多い

冷蔵庫の写真
持ち込みたい物がある場合は、物の大きさに関わらず、ご自身で判断せずに物件の運営会社に確認しておきましょう。

基本的に、大型の家具・家電は持ち込み不可と考えていてよいでしょう。仮に運営会社が持込みを認めた場合でも、退去時には入居時の状態に戻さなければなりません。

冷蔵庫やベッドを持ち込みたいとしても、もともと室内に設置されている物は保管しておく必要があります。大型の家具・家電が無駄に複数部屋にあると、有効スペースが狭くなってしまうので、現実的ではありません。

また、持ち込んだ物は退居時に撤去が必要になります。処分を運営会社にお願いできたとしても、残置物の処理費用を請求される場合がほとんどです。

ご自身で処分される場合でも、各自治体のルールに従って粗大ごみとして回収してもらうか、リサイクル業者等に自費で回収してもらう必要があります。

比較的楽に持ち込める大きさの小型家電(電気ケトル、コーヒーマシン、プリンター、空気清浄機など)は、搬入、搬出は入り口や壁を傷つけないように気をつけ、退去時には必ず撤去または処分しましょう。

石油ストーブや電気ストーブなどの暖房器具は火災の原因にもなるため、持ち込みを断られるケースが多いようです。

持参すると便利な物4選

マンスリーマンションを利用する時に、持参すると便利な物を4つご紹介します。

ハンガー

備品で用意されているハンガーが少ない事が多いので、多めにあった方が便利です。クローゼット内や、洗濯物を干す時にも使えます。

消毒用アルコールスプレー

以前ほど深刻ではなくなったものの、やはりコロナウィルスの対策はしておいた方が良いでしょう。手指の消毒用に。また、気になるところに使用してください。

延長ケーブル

コンセントの位置が離れている場合があるので、携帯やPCの充電用に、あると重宝します。

コンテナボックス(折り畳みのできる物)

長期利用の場合、しばらく使わない物を入れておいて収納するとか、退去時に私物をパッと放り込んで運び出すとか、洗濯カゴの代わりに使えたりと、何かと便利です。

契約前に室内の備品と持ち込み可否の確認が必要

事前に部屋に備え付けられている備品の内容と数量を確認しておくようにしましょう。自分が使いたい物を持ち込めるかどうかは、事前に運営会社に確認が必要です。もしOKが出ても、保管場所に困るような物はやめた方が無難です。

マンスリーマンションは運営会社によって、また物件によって仕様がバラバラです。最新の電化製品を揃えていて、調理器具なども揃っているところもあれば、旧モデルの電化製品で備品の設置なし、といった物件もあります。契約前にしっかり確認することをおすすめします。

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  • この記事を書いた人

不動産Webコンサルタント 東口 悟郎

メディアマックスジャパン(株)の不動産営業担当。大阪の総合不動産会社でマンスリーマンション部門を立ち上げ、3年で運営室数200室を突破させた。システム開発から賃貸・売買仲介、社宅斡旋まで幅広い不動産経験を持つ。現在は主に不動産業務システムの導入コンサルティングと、ウィークリー・マンスリーマンションの集客サポートを担当している。

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