マンスリーマンションの利用前に確認しておきたい3つのポイント

マンスリーマンションを利用する際、初めての方は何かと戸惑ってしまうこともあります。便利に利用できる反面、いくつか注意すべき点がありますので、今回はマンスリーマンションで快適に過ごすために、入居前に絶対に確認しておきたい3つのポイントをご紹介します。

1. 鍵のタイプをチェック!エントランスと部屋の鍵は一緒か

まず最初に確認したいのが「鍵のタイプ」です。マンスリーマンションには、エントランスと部屋の鍵が別々に管理されている場合と、1本の鍵で両方を開けることができる場合があります。この違いは、実際に生活する上で大きな利便性に関わります。

例えば、1本の鍵でエントランスも部屋も開けられるタイプは、鍵を持ち歩く負担が少なくて済みます。新しいマンションでセキュリティがしっかりしているタイプだと、エントランスは非接触型で部屋はダブルロックのディンプルキー仕様のものがあります。

鍵自体が高額で紛失時には相応の金額を請求されますので、取り扱いには十分気をつけて下さい。またエントランスと部屋の鍵が別々だと、鍵を2つ持ち歩かなければならず、少し面倒に感じることも。事前に鍵のタイプを確認し、どちらが便利かを考慮しておくと、後々の手間が減ります。

2. 備品の量は適切か?シャンプーやトイレットペーパーに要注意

次にチェックしたいのが「備品の量」です。マンスリーマンションでは、生活に必要な最低限の備品が提供されることが多いですが、その量や種類は物件によって異なります。特に「シャンプー」や「トイレットペーパー」などの消耗品は気になるポイントです。

以前の記事【ウィークリーマンションに持って行った方がいいアイテム7選】でも紹介しましたが、ハンガーを10本以上設置している会社はかなり少ないので、確認した上で足りない時は持参した方がいいです。洗濯するなら10本以上ないとかなり不便です。

他にも、シャンプーがミニボトルで提供されている場合、すぐに使い切ってしまうことがあります。その場合、追加で購入しなければならないので、最初にどの程度の量が用意されているのかを確認しておくと安心です。

また、トイレットペーパーや洗剤、ティッシュペーパーなどの消耗品についても、どれくらいの量が最初に用意されているのかを事前に確認しておくと、急な買い足しを避けることができます。

3. 契約書のやりとりは郵送か、電子契約か

最後に重要なのは「契約書のやりとり方法」です。マンスリーマンションを契約する際、契約書のやりとり方法には「郵送」や「電子契約」の2つのパターンがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分にとってどちらが便利かを考えておくことが大切です。

郵送の場合、契約書を送付し合う時間がかかりますし、手続きも多少面倒です。一方、電子契約であれば、紙の契約書の押印して送って・・・という面倒な作業はなくなり、スムーズに手続きが完了します。

もし電子契約を希望する場合、事前にその対応をしているかを確認しておくと、手間が大幅に減ります。最近は賃貸でも電子契約を導入しているところも多く、定期借家のマンスリー・ウィークリーマンションの契約でも取り扱いできる会社が増えてきています。

延長時には契約書どうするのかとか、退去は立ち会うのか、鍵の返却のみなのか等、他にも契約についてはまだまだ確認しないといけない事はあります。マンスリーマンションの利用客のほとんどがリピーターである理由は、こういったところにあるのだと思います。

運営会社によってあまりにも対応がバラバラで確認する事が多すぎるので、前回と同じ運営会社を選んでしまうんでしょうね。


まとめ

初めてマンスリーマンションを利用する際は、上記の3つのポイントを確認しておくと、スムーズに生活を始めることができます。

鍵のタイプや備品の量、契約書のやりとり方法についてしっかりチェックして、後々のトラブルを避けるようにしましょう。快適なマンスリーライフを送るためには、事前準備が大切です!

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  • この記事を書いた人

不動産Webコンサルタント 東口 悟郎

メディアマックスジャパン(株)の不動産営業担当。大阪の総合不動産会社でマンスリーマンション部門を立ち上げ、3年で運営室数200室を突破させた。システム開発から賃貸・売買仲介、社宅斡旋まで幅広い不動産経験を持つ。現在は主に不動産業務システムの導入コンサルティングと、ウィークリー・マンスリーマンションの集客サポートを担当している。

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